スキンケア

しわに負けないスキンケア。タイプに合わせたアンチエイジング方法

目元や口元の小じわには保湿を

しわが気になる30代からは、スキンケアを見直して対策することが必要です。年齢で変わる悩みに合わせ、例えば目元や口元の小じわは保湿で対応していきます。

方法は適切に選ぶことが重要で、ここを間違えると折角の努力も台無しです。また、しわにも種類があることを理解して、うるおい不足のしわには保湿でうるおいを与えることが肝心です。

30代は肌が乾燥しやすくなる年齢なので、保湿に比重を置いてスキンケアを行うのは良いことです。ただ、全てのしわが保湿不足とは限りませんから、顔の部位やしわの種類を見極めて、ベストな対策に取り組みましょう

目元口元の小じわは、保水力の低下が引き金となるケースが多いです。だからこそ重点的に、乾燥状態を招かないように水分を与え、蒸発しないようにケアすることが大事です。

これらのしわは表皮しわといって、拡大して見ると細かな線がちりめん状になっています。表面積が増えて水分が蒸発しやすい状態ですから、キメを整えつつ保湿に力を入れるのが正解です。

表情じわには表情筋を意識して筋力アップを

表情じわは表情筋が関係しているので、意識的に筋力をアップさせると改善します。

表情の癖がしわに残りやすいので、眉間にしわを寄せるような表情はやめましょう。しわが定着すると改善は難しいですから、眉間やおでこを意識して、表情の癖をつけないのが賢明です。

その一方で、筋肉の緊張をほぐしてエクササイズをすると、効果的な改善が見られるようになります。

表情じわの問題は、表情が変わると目立つしわにありますから、それを解消できれば見た目年齢が保てます。しわが定着してしまっている場合は、そこに癖が生じているので、表情を変えてみてしわの現れ方を確認しましょう。

しかし、原因になっている表情をしないというのは難しいですから、目の奥の上眼瞼挙筋や目の周りの筋肉、唇周りの口輪筋を鍛えるのが現実的です。上眼瞼挙筋のエクササイズは、おでこに生じる横しわの対策に繋がります。眼輪や皺眉、鼻根などの目の周りの筋肉は、筋力アップが眉間と下まぶたのしわ防止になります。口輪筋はほうれい線が改善できるので、やはり表情筋を鍛えることは大切です。

深いしわにはコラーゲンを増やすアプローチも大切です

顔の深い部分に生じるしわは、主に加齢が原因で老けて見える要因でもあります。人は加齢と共にコラーゲンの減少が起こるので、誰でも少なからずしわが深くなっていきます。特に、屋外で過ごす時間が長く、紫外線の影響を受けている人は、コラーゲンの減少が加速しやすいので要注意です。

目の下と口周りのコラーゲンの減少は、たるみを生じるので老け見えの引き金になります。ほうれい線、そしていわゆるマリオネットラインにも関係しているので、深いしわは放置しないことが重要です。

減少したコラーゲンの対策には、生成を促す成分を含むスキンケアアイテムが有用です。ビタミンAに含まれるレチノールは、コラーゲンを増やす成分の代表です。ビタミンB群のナイアシンアミドも、血行促進とコラーゲン生成を促します。抗酸化作用で有名なビタミンC誘導体も、実はコラーゲンを生成させたり、美白と皮脂の抑制作用を併せ持つ優れものです。

コラーゲンを増やす成分を配合するアイテムは、美容液やクリームのように様々な形で商品化されています。他の成分の組み合わせもありますから、肌質に合わせて選ぶことが、継続的なスキンケアを実現する上でのポイントとなります。肌の奥深くにある真皮層は、顔全体の印象を左右する土台ですから、早めにアプローチして改善を図りたいところです。

加齢が原因なので、根本的な解決は難しいですが、それでも対策をするのとしないのでは大違いです。老けて見える悩みを抱えているなら、コラーゲンに着目してスキンケアを始めましょう。

優しく触って刺激の少ないスキンケアを

スキンケアで気をつけたいのは、強くこすることは避けて、常にソフトタッチを心掛けることです。

摩擦は物理的な刺激と熱によって、肌細胞を傷つけたりダメージを与えます。刺激が炎症を起こす要因になるので、強くこするのはどのような理由でもNGです。

マッサージで血行促進するのは良いですが、それはソフトタッチという前提があってこそです。強い摩擦や刺激は血行が良くなるどころか悪化しますから、炎症が起こるようなマッサージは避けましょう。マッサージで血行促進を行う場合は、摩擦を減らす準備をして、ソフトタッチに徹すると安心です。

スキンケアがしわの原因になっては本末転倒ですから、他の部分も見直して改善をおすすめします拭くだけで落とせるメイク落としは便利ですが、これは摩擦の力を利用するので、スキンケアを考えるとリスクが高いです メイクを落とすのは手間が掛かりますが、面倒でも従来の洗い流す方法がベストです。

ただし、洗顔も間違うとスキンケアがしわの原因になるので注意です。正解は洗顔料を良く泡立て、泡で汚れを包むイメージで洗うことです。この時、手を顔に押しつけて力任せに強くこする洗い方は最も避けたいものです。

保湿の際にしわを伸ばそうとするのも、刺激の少ないスキンケアからすると逆効果です。しわを伸ばす刺激が反対にハリを損ねますから、優しくハンドプレスで馴染ませていきましょう。

上から軽く押しつけるハンドプレスは、発生する摩擦が最小限なので、しわが気になる30代からのスキンケアに最適です。30代は強くこするのをやめ、これからはソフトタッチの優しく刺激の少ないスキンケアが不可欠です。刺激が炎症を起こす事実に気がつけば、今までのスキンケアに間違いがあったことが分かるはずです。

マッサージで血行促進も、やり方1つで炎症に繋がる摩擦が生じます。スキンケアがしわの原因になり得ますが、逆にいえばスキンケアを見直すことで、原因を取り除いてしわの改善が図れるわけです。

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