スキンケア

ジェルとクリームってどう違う?使い分けで効き目がアップ

ジェルはお肌に水分と美容成分を届ける役割

保湿ジェルは、肌に水分と美容成分を届ける役割を担っています。

肌に水分が足りないと瑞々しさが感じられず、ハリや弾力もなくなってしまいます。潤いを届けることで、ふっくらとした弾力のある肌をつくることができます。

保湿ジェルには高い浸透力があり、成分が肌に素早く浸透します。代表的な美容成分を挙げると、コラーゲンやヒアルロン酸等があります。

コラーゲンやヒアルロン酸は保湿成分として知られており、高い保水力を持っています。
乾燥が気になった時などに使用すると、これらの美容成分の力で潤いをキープすることができます。

また、保湿ジェルはクリームとは違ってべたつかないので、さっぱりとした使用感が特徴です。べたべたするのが苦手という人にもおすすめです。

さっぱりしているのでスキンケアをしている時も心地良く、ケアをした後も快適に過ごせます。保湿ジェルに含まれる水分や美容成分が、肌の奥にまでスーッと浸透して潤わせてくれます。

クリームは肌を乾燥から守る役割

クリームには、水分や美容成分の蒸発を防ぐ働きがあります。肌に水分や美容成分をせっかく与えても、リームのような肌の表面を守るケアをしないとすぐに蒸発してしまうのです。

潤いが失われると、乾燥が進んでちょっとしたダメージも受けやすくなります。紫外線などの刺激が、ニキビや吹き出物などの肌荒れを引き起こすこともあります。

クリームは肌の表面に膜をつくるので、水分の蒸発を防ぐことができます。つまり、乾燥や刺激から肌を守ってくれるのです。

クリームは少しべたつく感じがありますが、高い保湿力で水分を逃しません。乾燥しがちな冬などにクリームは欠かせないアイテムです。冬になると湿度が下がるので、空気が乾燥します。

また、湿度の高い夏でもエアコンの効いた室内にいると、空気はあっという間に乾燥することが分かっています。 夏には保湿ケアを怠りがちですが、きちんとクリームを塗って肌を乾燥から守ることが大切です。それが肌トラブルの予防にもなります。

使用感の違いは成分の差から生まれる

保湿ジェルとクリームの効き目に大きな差はないのですが、その使用感には違いがあります。さっぱりとした使用感なのが保湿ジェルで、少しべたつく感じがするのがクリームです。

どちらにもヒアルロン酸やコラーゲンなど同じ有効成分が含まれています。これらは肌を保湿する成分なので、効き目はほとんど変わりません。 肌の乾燥を防いで、潤いのある瑞々しい肌をつくるのに効果的です。その他にも植物性のエキスなどが配合されていることもあります。

保湿ジェルとクリームの使用感の違いは、クリームにはジェルに含まれていない油性成分が含まれていることにあります。ジェルは水溶性成分でできているので、油っぽさがなくさらっとしています。

クリームには水溶性の成分も含まれていますが、それに加えて油性成分も含まれています。それが肌に膜をつくって、肌の表面を保護する役割を果たします。油はべたべたするので、クリームにはべたつく感じがあるのです。それが水分の蒸発を防ぎ、肌のバリア機能を高めてくれます。

クリームに含まれている油性成分が多いほど、よりべたべたする感じが増します。クリームでも比較的べたつかないものもあり、その場合には水溶成分の比率が高いことが考えられます。べたつくのがあまり好きではないという人は、そういったものを選んでもいいかもしれません。

どちらも乾燥している肌に潤いを与えてくれることに違いはありません。乾燥をケアしたい人が利用するスキンケアアイテムです。

用途に合わせた上手な使い方で効果アップ

保湿ジェルとクリームは、用途に合わせてそれぞれの特徴を生かす使い方をすると効果がアップします。

冬など乾燥する時期にはクリームを使用するのがおすすめです。冬場は湿度が低いので乾燥しやすく、保湿ジェルを塗っただけでは十分に潤わせることができないことも多くあります。

その点、クリームだと肌の表面に膜を作って保護してくれるので、水分が蒸発せずに潤いのある状態が維持できます。クリームの方が効果を実感しやすいといえるでしょう。

その反対に暑い季節にはジェルを使用するのがおすすめです。夏は汗をかくので、肌がベタベタすることも多いです。特に屋外に出ると、汗がふき出してきて気持ち悪いと感じることもあります。そういった時にクリームを塗ると、顔がさらにべたついてしまいます。保湿ジェルの方がさっぱりとしているので、快適に過ごすことができます。

また、自分の肌のタイプに合わせて選ぶ必要もあります。肌質は人によって違い、脂性肌だったり乾燥肌だったりします。脂性肌の人は油分が多いので、さっぱりとした保湿ジェルの方が適しています。わざわざ油分を加える必要がありません。油分が多過ぎると、水分と油分のバランスが悪くなってしまうこともあります。

乾燥肌の人の場合には、バリア力をプラスするためにクリームの方が適しています。クリームを上手に使うことで、肌から水分が奪われるのを防ぐことができます。乾燥しにくくなるので、肌のコンディションを整えるのに役立ちます。

それから混合肌の人は、自分の肌の状態を見極めてからクリームと保湿ジェルを使い分けるのがおすすめです。季節によって肌質が変わることもありますし、部分的に乾燥が気になるということもあります。特に季節の変わり目などは変化しやすいので、肌がデリケートな状態になることも多いです。

自分に合うものが良く分からないという時は、サンプルなどを利用してお試しで使ってみるといいかもしれません。

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